『初めてのキャンプ』
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  1.キャンプの始まり
 
 キャンプをしたいな! と思ってもなかなか腰を上げれない理由はいろいろあるようです。
道具はどうしたらいいのか、その道具の使い方は、予約の仕方は、夜寝るときが心配だ、など
不安やら心配事が先立って躊躇してしまい、ついついキャンプに行きそびれている事ってある
ようです。
そんな不安や心配事を吹き払って、思い切りよくキャンプをやっていただいてキャンプの楽しさ
や心地よさをぜひとも体感してほしいと思っています。

 道具を揃える・予約の仕方・キャンプ場での過ごし方などの概略、主として心の持ちようを
中心にお話ししたいと思います。

 本題に入る前に、どのようなキャンプをしたいのでしょうか?!
    家族で楽しむ
    グループ(家族同士、友達同士など)でわいわいやりたい
    単独ひとりでしみじみと味わいたい
など、それぞれに想いがあるでしょう。ここでは ”家族で楽しむ” を中心にお話しします。
グループなり単独行(たんどくこう)はここの応用編として工夫してください。

 

  2.キャンプ道具はどうするの?
 
 まずキャンプをするってことは、簡単に言えば 「食べる・遊ぶ・寝る」に必要な衣・食・住を
準備してキャンプ場に持ち込みキャンピングライフを楽しむことです。
 おおまかに「衣」は着るものです。「食」は調理をしたり食べたりする道具・食材です。「住」
はテント・寝袋(シュラフ)・食卓・イス・灯りだったりです。
 「食べる・遊ぶ・寝る」を想い浮かべながら、やりたいこと・予算などを組み入れながら『どの
ようなキャンプにしようか』なと家族会議を開いてザックリとした形(構想)を作って道具を揃え
ましょう。

 道具を大まかに並べます。細かなものは家族構成やら同行する人数でいろいろですがその折々の
シチュエーションを想い描きながら最低限必要な道具をひとまず揃えましょう!
 一度キャンプして不自由だなと思った事柄を次の出発までに解決すれば良いかな、くらいの気持
ちで揃えましょう。
 @ 衣
 【 服 】

寝る時、遊ぶ時、寒い時など其々の季節やシチュエーションで揃えますが、子供は基本
長ズボンをはくことをお勧めします。
キャンプ場は真夏でも意外と冷え込む朝晩があります。防寒対策はしましょう。
《キャンプ場の気象状況(特に朝晩の気温)はネットから情報を得られます。ただ、その情報が
キャンプ場エリアのものではなく、地域中心部の行政エリアのものだったりします。キャンプ場に
2〜3日前に問合せするほうが無難なようです。》

 A 食
【作る道具】

 身軽なキャンプなのか、本格派の調理なのか? によって揃える道具は変わります。調理道具は
それぞれの経験と腕次第で揃えましょう。無理することはありません。徐々に揃える様にすれば、
無駄のない装備となります。

バーナー   シングルバーナー、ツーバーナー、ガスボンベ仕様のコンロなど

調理道具   クッカー(鍋)、カップ類、包丁、まな板、おたま、調味料など
   
《普段キッチンで使っているものを兼用できますが、キャンプ専用の調理道具は
 コンパクトな設計だったり壊れにくい物だったりします。現物を見比べて予算と
 にらめっこして揃えましょう。》

《最初のころは手間がかからず、今ある調理道具を使ってできる料理にしましょう。
 いずれ慣れてきたら、いろいろな料理に挑戦してください》
《自宅のキッチンでする調理とは異なる不便さがありますが、その不便さも楽しみ
 ながら工夫しましょう。》

《調味料はかさばらない様に小瓶タイプを利用したり小さな容器に移し替えて
 運びやすさや整理しやすさを工夫しましょう》

《調理に掛る道具類は運びやすさや忘れ物を防ぐためにも、ケースなどに整理して
 入れる方法もあります。自宅での保管や出発前の補充なども楽になります。》
クーラーボックス
ウォータージャグ

【食べる時】 バーベキューなりハイキングで使用しているものがあれば、その食器を兼用しましょう。

  食器/カトラリー     皿・ボウル・マグ・ナイフ・フォーク・箸など
   《使い捨ての紙皿などはやめましょう。ゴミになりますし、やや味気無さを感じるかな
 と思います。自分好みの食器をおいおい集めて食卓を楽しみましょう。》

  【灯り】詳しくは B住 でお話しします。灯りはとても大事な道具になります。
    特に夕食の準備には両手をフリーにできるヘッドランプがあると便利です。

 B 住
 【 寝る 】

 三つの道具  T.テント  U.マットレス  V.寝袋(シュラフ) を選ぶ前に

*どの季節にキャンプするか[夏場のみ、春〜秋、フルシーズン、標高の高い場所など]
*何人で使用するか [家族何人]
*登山でも利用するか [いわゆる山キャンプ]

を想定しながら、自然の中で眠りを快適にするため家族にあったスタイルを考えて道具選びを
しましょう。

  T.テント   ドーム型・ハウス型(シングルタイプ、ツールームタイプなど) 
 
   人数
   余裕空間がほしい
   組み立て時間
   リビング付のツールームタイプ
 などをチェックして選びましょう。
  U.マットレス   サイズ、素材(エアウレタン、エアマット、ウレタンなど)

V.寝袋  封筒型・マミー型
       
      1人 1寝袋
      子どもが小さい時期は封筒型で親子一緒に
      (封筒型を広げて上下に2つを利用すると広く使えます)
 
   快適仕様温度
   ダウンもしくは化繊
などをチェックして選びましょう。
  《寒さ対策は 1.テントの下にグランドシート(ブルーシート)を敷く。
2.シュラフカバー(寝袋カバー)を利用する。
3.毛布、敷マットなどを利用する。
4.湯たんぽなどを利用する。
5.服や靴下を多めに着る。
6.邪道だと言われようがホットカーペットを利用する。
 (サイトでAC電源が使えることが条件です)
 などの方法があります。1.はぜひともやってください。テントの保護にもなります。》

  灯り テント内で使用可能な蛍光ランタン。
《ガソリン、ガス、ロウソクなどを使うランタンの使用は厳禁です。酸欠や火事の
 原因になります。》

【リビング】  調理をしたり、食事をしたり、くつろいだり、遊んだりする一番楽しみな空間です。思い想いの
気持ちを体現しましょう。

  タープ  雨除け、陽ざし除け、夜露除けなどに利用します。組み立ての要領や掛る時間、強風時
の適応、テントとの併用の仕方も考えながら選びましょう。虫よけのできるネット付など。

  食卓・イス
  灯り  ランタンの種類は一杯!  投光器なんかを利用するのは野暮な選択です!
おしゃれで明るいそして大人の雰囲気も醸し出してくれるようなランタンなど夜の楽しみ
がいっぱいになるツールです。
 《野外で夜間も動き回ることを考えて、ヘッドランプの準備をお勧めします。
  両手が空くので子供の手を繋いだまま、夜のトイレ行きも楽になります。
  また夕食後の後片付け、夜半のテントのチェックなど両手を存分に使って
  思い切りできます。》

 
  ”灯り” は大事! 夜のシチュエーションを想像するのは難しいですが、停電した真っ暗な部屋で
食事することを考えてみてください。どのような状況なのかをやすやすと想像できると思います。
リビングを照らすメインランタン、行動中に使うサブのライトそしてテントのなかで使うランタン
まで想像を大いに膨らませて準備してください。贅沢を言うならば、食卓に二人のための灯りを
準備できると夜半をゆっくりと楽しめるかも!
 



 
これまで道具についておおまかにお話ししましたが一覧表を別紙にしています。上記の他に準備して
おいたほうが良い物も載せています。またご家族で相談して、これ以外で必要な道具があれば追加で
記入してください。 [衣類関係は一覧表に入れてません〕


 以上、道具選びの心掛けのようなことを話しました。

《実際に道具を選ぶ時は、キャンプの ”いろは” を紹介している雑誌やメーカーのネットなどの
情報を参考にしながら、”我が家のキャンプスタイル” を応援してくれる道具を探しましょう。》

 つい忘れがちなのが出先での思わぬ出来事です。無いほうがよいですが、万が一を考えて
健康保険証・常備薬(いつも使っているお薬)などはぜひとも持参しましょう。これらも一覧表に
入れておきましょう。
   基本的に準備する物      使うかもしれない 
あれば便利な物   

  3.予約しましょう
 
 道具が揃ったところで、キャンプ場の予約をしましょう。
はじめてのキャンプは自宅から近い場所を探しましょう。忘れ物や天候の急変に対応できる
時間的に余裕がもてる距離を考えましょう。予約キャンセルも念頭に置きましょう。
 キャンプ場の施設内容は様々です。気になることはとことん聞いて不安を解消してください。
  チェックイン・チェックアウト
トイレ・洗い場
オートキャンプサイト・区画サイト・フリーサイトなどサイトの種類
オートキャンプサイトの状況(駐車スペースの位置状況など)
ゴミの処理
レンタル品の有無
大事な料金の話   キャンセル時の料金も尋ねる
管理人(スタッフ)は常駐しているか?

   もし質問にしっかりと返答してくれない施設に出会ったら、一考する余地があるように思います。
面倒がらずに丁寧な対応でしたら、安心な心地になります。

 テントを利用するキャンプはどうしても不安がありますというご家族は、テントを使わない
バンガローやコテージを利用するやり方もあります。これを何度か経験してテントを使うキャンプ
に挑戦してみてください。
(施設によってバンガロー・コテージの装備・内容はいろいろです。よくよく確かめましょう)

  4.一度行ってみましょう !
 
 それでは揃えた道具や食材を車に載せて、いざ出発しましょう。 忘れ物をなくす方法は持参する
道具・装備・材料(食材)の一覧表を作ることです。面倒ですが、一度エクセルなどで作ると便利です。
忘れ物があると道中で高い買い物をする羽目になることもあります。

 車に積み込む時、最後に載せるのはテント・タープとその備品です。キャンプ場に着いて、まず
始めるのはテントなどを設営することです。すぐに出せる場所に載せましょう!
 《余談ですが、キャンプ場に入った時に雨模様でしたら最初にタープなり、テントのフライシートを
  組み立てましょう。
  もう一つ余談で、撤収するときもテント類は最後に載せましょう。特に雨模様時、テントは濡れた
  状態ですから大きなゴミ袋などに入れて最後に車に載せましょう》

 キャンプ場には入場可能な時間に早々に入りましょう。夕刻まで楽しめる時間が長くなりますし、
初めての頃はテントやタープの設営に手間取ってしまい、思いのほか時間をとられてしまうなんて
ことはよくあるようです。

   【テントを張りましょう】
   キャンプ場に入場したら、サイトを確認してさっそくキャンプの始まりです。まずはテント、タープ
を設営します。
 《テントは購入したら一度箱から出して、内容(テント本体、ペグ、張り綱、ハンマーなど)を
  チェックしてください。包装してあった箱やビニール類は除いて、キャンプ場でゴミにならない様に
  します。出来る事ならば、近くの公園もしくは広場(ハイキングなりBBQに出掛けて)で組み立て
  をやってみてください。一度でも経験することは不安解消になります。また内容の物が足りないなど
  を確認できます。》

 サイトの種類はフリーサイト・区画サイト・オートキャンプサイトなどあります。
 区画されたサイト指定の場合はキャンプ場の指示どおりに設営しましょう。

   フリーサイト利用の場合、車の駐車位置やサイトの位置取りを確認して決めましょう。また雨模様を
想定して流水が来ない場所選びも大事です。

 フリーサイトでテントを設営するポイントは
   @ テント入口を風下にすること。スタッフによく吹く風向きを聞いておく。
A 雨模様を想定して水たまりが出来ない場所
B 寝る辺りの地面にある突起物(根っこ、岩盤など)を避けること
C 寝る辺りの地面にある石ころなどを取り除くこと
D 危険な状況にある場所を避けること
 一般的にはキャンプ場内であれば、危険な状況に出くわすような環境は少ないと思います。
ただキャンプ場以外での設営には十分な注意が必要です。できることならば、キャンプ場の
利用が好ましいと思います。

   テント・タープなどの配置はサイトの状況・風向きなどに応じて決めしましょう。こうでなければ
ということはありませんので動きやすいように利用しやすいように設営しましょう。

 位置決めをしたらテントの設営をします。テントを上手に安全に張るポイントは
   @ なるべく平らな場所・・・・・テントの下にある小石などを除くこと
A 入口は風下に向ける・・・・・風が入口から吹き込んでテントが膨らまない様にする
B ポールは真ん中から伸ばす・・・・・ポール内部のゴム紐を均一に伸ばす
C フライシートをしっかりと張る・・・・・インナーテントと接触していると結露の原因となる
                  また強風に耐えるようにする
D 張り綱をしっかりと張る・・・・・Cと同様

   立ち上がったらテント入口のチャックを確かめます。開けたままにしていると虫などが入って
夜寝るときに大騒ぎとなります。
   《余談ですが、テントを収納するときもチャックを閉めます。開けたまま収納すると
 チャックを傷めることがあります。》
《テントやタープを収納する袋はひとまとめにして、テント廻りのチェックや撤収時に
 すぐに使用できるように整理しましょう。》

   【楽しい食事にしましょう】
   キャンプで一番の楽しみは食事の準備と食べる時間です。もっとわくわくする時間は”なにを
食べるか” を考える時かもしれませんが! 夕飯もさることながら、澄んだ空気の中で食べる
朝食も素敵です。
《朝食をゆったりのんびりとすごすキャンプは、至福の時間に出会えます。》

 前述したとおり最初は無理しないで、道具の揃っている範囲で献立しましょう。慣れてきたら
腕をふるって野外で調理・食事をする楽しみを満喫しましょう。
ただ、アウトドアー・アクティビティを中心にする場合は朝ゆっくりとできないです。そんな
時でもキャンプに来ていることを意識しながら献立を考えてみてください。
 キャンプを紹介する雑誌などにあるレシピを参照する場合も我が家の事情に合わせて、工夫して
シンプルにやりましょう。

   【夜の楽しみ】
   カップル・夫婦二人もそうですが、子供が寝静まったご夫婦に待っているのは夜半のひと時です。
焚火の炎をみたり、ランタンの淡い灯りのなかでゆったりと語らう時間は至福の時間となります。
こんな時間を過ごせる空間を創ってくれるのがキャンプなのだと思えるキャンプにしましょう。

  5.撤収するよ!
   【朝起きてから】
   きょうは撤収だと意識してそそくさと帰り支度をする家族もあります。またいつになったら撤収
するのかなと心配する家族もあります。キャンプ場から自宅まで近い、ゆっくりと朝食をしたい、
この後特にすることがないなどいろいろあるようです。
 撤収は立ち上げる時間と同じくらい、もしかしたらそれ以上の時間を費やすかもしれません。
  《車内の空間は限られますので車に道具を収めるのに戸惑ったり、道具を持ち運びするときに
   要領がわるかったりすることがあります。用途に応じて道具入れケースなりボックスを工夫
   しましょう。車からの出し入れや撤収時の片づけがスムーズになります。
   このケースやボックスも車内の寸法に合わせたり、道具の形状と組み合わせたりと楽しみ
   ながら工夫するのもワクワクな気分にしてくれます。》

 時間的に余裕がもてるキャンプ地を選ぶのも、撤収に時間を掛けれる理由です。初めてのころは
要領もわからず、いたずらに時間だけが過ぎるようです。何度か経験すると、これまで時間を
すごく掛けていたことがウソのように要領が善くなります。

   《残念ながら雨模様の状況で撤収もあります。これもキャンプだと割り切って雨を楽しむ
   くらいの気持ちでやりましょう。雨で濡れている物はとりあえず拭いて収納します。
   帰宅してしっかり乾燥させるようにします。そのまま保管してカビや錆がでて、次回の
   キャンプでいやな思いをしなくて済むようにしましょう。
   撤収用に大きなゴミ袋を持っていくと重宝します。濡れたテントをいれたり、汚れた服を
   まとめたりと使えます。》

 撤収した後のテントサイトのゴミの処理も大事です。フリーサイトではなおさらです。次に
来られるキャンパーのためにもきれいなサイトにしましょう。
 忘れ物で多いのはテントに使うペグや細引きです。ペグを抜いた時、その場所に置かず順次
一か所に置くようにお子さんと一緒にやると見落としはなくなると思います。細引きを木などに
結んでいるとつい忘れがちになります。これは注意するしかありませんね。

  6.帰ってからすること。
 
 楽しかったキャンプから帰って、まずは車から道具を降ろすこと。これも結構な手間です。
こんな時、小物類を用途ごとにケースなりボックスに整理しておくと持ち運びが楽になります。
また自宅での保管や点検もやりやすくなります。

 テントやタープは風通しの良いベランダなどに日陰干ししてください。キャンプ中に雨に
あわなくても、テント類は結露によって湿気ていることが多いです。収納したまま保管すると
耐水性が落ちたりカビが発生したりします。

 寝袋(シュラフ)も乾燥させましょう。通常の布団と同じ扱いで乾燥させてください。羽毛
タイプと化繊タイプとあります。収納したまま保管しますと湿気と汗臭さを次回のキャンプまで
持ち越すことになります。またカビの発生を招くことになります。
   《ベテランキャンパーになると、撤収時に晴れていればその場で干したりして十分な
    メンテナンスを終えてから収納しています。ただし、利用頻度が少ない場合は
    後メンテナンスはしてください。》

 道具類のメンテナンスをすることで、道具の寿命も長くなります。テントやタープは風通し
することがポイントで、手入れよければ10年ほどは使えます。ホワイトガソリン仕様のランタン
やストーブ(バーナー)の保守・点検はチェックするだけでも楽しいです。ストーブの保守は
難しそうですがやってみれば簡単だと気づきます。

 食器類や洗濯物の洗い物は皆でやるようにしましょう。結構大変な量になります。
奥様の仕事を分担して片付けましょう。



    《 付録 》
  テントサイトをベースキャンプにして遊びましょう!  【アクティビティ】
   1.トレッキング  少しがんばって登山も
2.釣り      近くの湖の釣り情報をしらべましょう
3.ヨガ      場内の広場(芝生)、近くの高原広場
4.スラックライン 木と木の間に張った専用のラインを歩く(綱渡りの進化系)
5.サイクリング  町近くだったら、買い出しにも利用
6.カヤック
7.トレイルランニング
8.星空観察
9.植物・昆虫観察
10.ボルダリング
11.温泉巡り
12.観光地巡り   博物館 寺社仏閣 滝

  キャンプ場を選ぶ時のポイント
   1.サイトとサイトとの距離は十分取れる
2.車はテントの近くに停めれる
3.トイレや炊事場(洗い場)は快適
4.買い出しは近くにある
5.アクティビティは

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